LGBTQ講座!〜映画製作前の準備〜
監督の今井ミカです。
7月末、今作品の企画担当JSLTIMEが講師の山本芙由美さんを招き、「ろうLGBTQをインターセクショナリティーの視点で考える」というテーマで講座を開きました。講座には当事者ではない出演者やスタッフも参加し、自分の性自認や性指向、そして、自分や他者のアイデンティティを考える時間となりました。参加者の中にはLGBTQといった既存のカテゴリーにとらわれていない人も何人かいて、一人ひとり自分らしくいられるような社会を目指して行きたいと思いました。この講座で学んだことは今作品にも生かすことができ、とても良い刺激となりました。
講座だけでなく、脚本執筆や宣伝にあたり、様々なアドバイスもくださった山本芙由美さん、本当にありがとうございます!
さて、ここでお知らせです。
映画「虹色の朝が来るまで」は、今年の12月2日(土)、3日(日)に大阪で開催される「第3回ろう×セクシャルマイノリティ全国大会」にて、初お披露目の予定です。
参加条件があるので、参加できない方もいるかと思いますが、
条件を満たしている方は是非ご参加ください。
【参加条件】
・ろうセクシュアルマイノリティ当事者
・ろうセクシュアルマイノリティ当事者のパートナー・家族(第3親等まで)
・聴者セクシュアルマイノリティ当事者
詳細については、以下の通り、ご覧ください。
【講師紹介】
山本芙由美(やまもと ふゆみ)
ろうLGBT支援団体「Deaf LGBTQ Center(デフ・エルジービーティーキュー・センター)」代表。2015年から2年間、アメリカのギャローデット大学へろう学やLGBTQ学などを学ぶために留学しました。現在は「ろうLGBTQ」支援のために、講演会やイベントを開催している。